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本種は1990年に九州大学においてマスカットベーリーA×巨峰の交配によって得られた実生から選抜されたものである。 |
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果粒は10〜16g程度。果皮は紫黒色でやや厚く、GA処理果実には裂果の発生はほとんど見られない。肉質は崩壊性で皮離れがよく食べやすく、完熟期の糖度は22〜25度に達する。 |
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樹勢は強で、発芽期及び開花期は巨峰とほぼ同時期。花穂の着生がよく短梢剪定が適している。三倍体品種のため種子なしにする作業が不要。開花初期〜満開期に100ppmでGA処理一回で肥大する。また、果梗しなり性により、果粒が適正に配置、肥大し、自動的に果房が整形される。早期の袋かけが可能な為、減農薬栽培が可能。 |
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マスカットベーリーAとほぼ同時期と思われる。 |