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本種は、長野市山越幸男氏がピオーネ×センテニアルを交配育成した品種で、秋田県伊藤氏園において選抜した優良系である。 |
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果粒は17g〜20g、最大22gに達する極大粒。果形は短楕円形。糖度18〜21度と高く、酸味少、香気フォクシー、果汁は多く、食味はまろやかで、コクがあり、肉質はすばらしい。果皮は紫黒色で、着色容易で西南暖地においても好成績である。 |
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葉形、樹枝ともピオーネによく似ている。花振いが殆どなく植付2〜3年目から立派な果房をつけ、日持ち良く、脱粒もしにくく、作りやすく、着色が容易で、品質も抜群であるため、将来巨峰群の代表になる可能性を感じさせる。 |
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育成地(長野市)において9月下旬〜10月上旬。ジベ処理(12.5ppm〜25ppm)によって、熟期が早くなり、粒も肥大することが判明した。 |