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本種は岡山県花澤ぶどう研究所においてグザルカラー×ネオマスカットを交配育成した２倍体品種である。 |
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果皮は黄緑色で、有核果は短楕円形に近いいちじく形。GA処理による無核果は１粒重20〜22g、最大粒30gに達する巨大果となる。心室数により２〜３筋の溝が表面に表れ、２筋の場合は外観が桃に似ているので、別名「桃太郎ぶどう」と呼ばれている。糖度18〜20度と高く、肉質は緻密な崩壊性。香気がないが果汁多く、果皮ごと食べられ食味は品質極上。外観は不揃いであるが、壮大優美でユニークなぶどうである。 |
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樹勢は旺盛で、特に若木時代は栄養生長が激しく、生殖生長が抑えられる。花振い性は少ないが、若木時代は褐色のしみが出やすい。 |
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開花後85日〜90日頃、育成地において９月上旬〜中旬（雨除けハウスで８月下旬） |
